旅のキロク♡

中南米・アメリカ大陸をバックパッカーで1周する世界半周ブログです!現地でしか手に入らない情報や中南米の絶景を配信していきます♫

マント@マラケシュの値切り交渉術Part2

前回の「マント@マラケシュの値切り交渉術Part1」の続きである。

 

650DHから値切りに値切って200DHでようやく手に入れたマント。全身モロッココーデになり、逆に現地人が珍しがって写真を撮ってくるほど、完璧なアラビアンスタイルに変身した私。

 

しかし、そのマントに穴が空いていたのだ。

なんたる不覚。。

というわけで意気揚々と歩いてきた道を再度逆走し、再びマントを買った店に戻ってきたのだ。

ここで日本人らしく下手に出てしまうと足元を見られてしまうと思い、怒り気味で店に入っていく。

私「さっき買ったばかりのマントだが、穴が空いているじゃないか!新しいのと変えてくれ。」

店主「(マントの穴の箇所を確かめ)本当だ!今すぐ新しいのと変えるよ。すまなかったね。」

意外とあっさり新品との交換に成功したな……と思いきや、店主が出してきたのは元のマントよりも更に生地が薄いペラペラの粗悪品である。

更に続ける。

店主「これは元のマントよりも更にクオリティの高い物だよ〜!君は運が良いね!」

などとほざいてくる始末である。

ふざけるな。と思いつつ

「元のマントと同じものに変えてくれ」と言うと同じ色の同じサイズのマントはないと言う。

仕方がないので返金してもらうことにした。

お金は全額返ってきたので、別のマントを探しに行こうとすると、店主が5分だけ待てと言う。

新しいものを探してくれているのだろうか?と思い、大人しく待つこと5分。

全く同じ新しいマントが出てきた!!

なんだよ〜同じのあるんじゃん。

とか思いながら手に取ると…

なんと穴を修繕しただけの元のマントではないか……。

店主「さあ、新しいマントだよ☆」

私「ふざけるな…!」

思わず心の声が日本語で出てしまった。

ここまでずっと英語で交渉していたのだが、海外での買い物で初めて発した日本語が、ふざけるな。である。

「同じ色の同じ柄の同じサイズの穴の空いていない新しいマントに変えてくれ!!」

これでもか、とゆうぐらい英語で詳細に抗議する私。

店にはやはり同じものは置いていないと言うので、その辺のお店でマントが売っているお店を一緒に探してくれると言う。

探すこと15分。

元のマントよりも更にクオリティの高い、良さげなマントを発見!!

民族衣装という名のコスプレだが、コスプレもここまで来ると大したものである。

値段を聞けば900DH。

また一から値下げ交渉か…

更に、ここのおじさんは私がお金を持っていないと知るや否や値下げする気ゼロである。

「お願いだからディスカウトしてくれ。せっかく他の店で良さげなマントを買ったのに穴が空いていたの。おじさんが売ってるマントを見つけるのに2時間もかかったの。お願い」

なんとかディスカウントしてくれと、だいぶ大袈裟に頼み込み、600DHまで持っていく。

店から出てはまたマントを見て、更に450DHまで持っていく。450DHが値下げ限界のようだ。

おじさんも、もうマントを棚に戻し出す。

そうすると、1度目の粗悪品のマントの店のおじさんが店に入ってきた。たまたま店主と親戚だったらしく、いかに私がマントを探し回っていたかをアラビア語で店主に語ってくれた。350DHまで下げてもらい、流石にもうこれ以上は無理!と言われ350DHで購入!!

 

それがこちらのマント↓

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店から出て、意気揚々と歩いていると、1枚目のマントよりも更に物凄い人気である。

私がまだモロッコに到着したばかりの頃、写真を撮ると「はい、写真撮った分のお金頂戴」とほざいてきていた現地人たちが逆に

「なんて凄いマントなんだ!一緒に写真を撮ってくれ」の嵐である。

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こちら現地人に賞賛の嵐のモロッコスタイル完成系。

 

以上、マラケシュでの値切り交渉術と、ついでに現地人とタダで写真が撮れる術の紹介でした(^o^)

 

次回、シャウエンでジェラバを買うに続く